水不足対策

水は市民の生活に必要なものの一つです。水道のない都市では、市民が原始的な生活を強いられるので、地価が低くなります。

まずはグラフをチェック

「何だか水不足っぽい?」と思ったら、グラフツールから都市の給水量を調べてみましょう。

給水量がずっと0になってしまっている場合は、取水施設の絶対数が足りません。

給水量が0になったりならなかったり、グラフが激しく上下している場合は、施設の絶対数が足らないことに加えて、乾季対策も不足しているかもしれません。シムシティ2000には天候システムが実装されており、季節によってポンプの取水量が大きく増減します。

いずれの場合も、以下の記述を参考に、効率よく水道施設を整備していきましょう。 

ポンプ脇に水タイルを増やす

ポンプの隣接タイルに水があればあるほど、給水量がアップします。また、水の隣接による給水量の増加は、季節の影響を受けません。ポンプの給水量に関する詳細は、水道施設のページを参照してください。

これを利用しない手はありません。そこで地形を造成し、画像のような取水場のようなものを作ってみるのはどうでしょうか?効率が良いのはもちろん、景観的にも良く、乾季対策にもなります。

実際に同一タイル数・水の有無でポンプの給水量を比較してみたものが以下のグラフです。

このグラフは100年間の給水量統計ですが、明らかにAの水ありポンプのほうが、Bの水無しポンプより安定した給水を行っていることがわかります。

貯水槽を建設する

貯水槽には取水施設(ポンプ・脱塩施設)が取水した余剰の水を貯蓄し、乾季の水不足時に水を供給する効果があります。

あくまでも余剰の水を貯水する施設なので、十分な数の取水施設が存在する必要があります。

脱塩施設を建設する

脱塩施設はポンプと同様に取水能力を持ちますが、取水量は一切天候に左右されないのが魅力です。そしてこちらも、海水が周りにあればあるほど取水量がアップします。

しかし、登場年代が少し遅いことと、海水が必須になるので扱いづらいです。海水しか存在しないマップ(狙って作らなければまず出来ません)では大活躍なのですが・・・。

下水処理施設の設置

この施設は給水効果はありません。工業地区の工場廃水を処理し、公害を減らすための施設です。ご注意を。