6.折り返し地点 (3~6万人)

中堅都市へと発展

少しはマシに

わが都市は引き続き拡大を続け、人口5万人程の都市となりました。もうすぐ人口6万人の折り返し地点です。

これ以上の規模の都市になると、次第に各地域の需要が頭打ちになり、発展に支障が出てきます。さらなる発展を望むならば、需要の限界を打破する対策を施さなければなりません。ここらで準備を進めていきましょう。

税金の引き下げ

「難しい」モードで始めた人は、既に税金の引き下げを行っていると思いますが、そろそろその他の難度で始めた人も、税金の引き下げを検討しましょう。

現在の収入に十分に余裕があれば、初期設定の7%から5%まで引き下げてしまいましょう。5%に下げたあとは、最後までそのままでOKです。 

余裕のない人は、収入と需要の伸びと相談しつつ、段階的に下げていきましょう。

この時点での収入は、年$500程あればなんとかやっていけます。 $1000あれば余裕もあっていい感じです。

海港・近隣都市との接続の設置

海港と近隣都市との接続は工業の需要を押し上げます。先ほど紹介したスタジアムのように、6万人前後の都市での需要限界のリミッターになっているので、そろそろ設置しておきましょう。

しかし、海港は残念なことに、深さのある水の出ないマップでは設置できません。SFC版じゆうのだいち等、そのようなマップでプレイしている場合は、高速道路または鉄道の近隣都市との接続を数か所作ってやることでも同様の効果を得られます。

空港は建設しなくて良いの?と思う人が居るかもしれませんが、商業需要を押し上げる空港が必要になるのは、海港よりもう少し先の話になります。余裕のある人は、建設しておいてOKです。 

新エネルギーの導入

順調に都市が発展してゆけば、収入もさらに増え、市域の拡大ペースも加速して行きます。そうなると当然電力不足が発生します。ここらへんで、新しいタイプの発電所導入を検討しましょう。

このあたりで導入をおすすめするのが、原子力発電所です。発電量もそこそこ、1基あたりの発電コストも石油発電所と同じで、ゲーム中盤のつなぎとしては優秀な発電所です。公害もぐっと減少します。

・・・と、言うと素晴らしい発電所のように思えるのですが、原発は放射能汚染を引き起こす恐怖のメルトダウンを引き起こすリスクがあるので、実際建設するのは悩みどころです。

「災害なし」の人は、メルトダウンが起こることもないので、とくに気にせず建設してOKです。

そうでない人は、よく考えて導入しましょう。難度「易しい」の場合は、殆どメルトダウンは起きませんが、「難しい」の場合は数百年に一度と比較的高頻度で発生します。

まだまだ石炭でケチりたい人、リスクを回避したい人、「災害なし」だけど原発はいやだ!と言う人は、面倒ですが従来通り石炭または石油発電所の増設で対応していきます。新エネルギーの導入は、マイクロ波発電所か、核融合発電所の建設まで我慢です。

軍隊の誘致

人口6万人は、アルコロジー建造までの折り返し地点です。また同時に政府より軍事基地の設置依頼を受ける時でもあります。

軍隊を誘致すれば、災害時に軍隊の派遣が可能になるほか、いくらかの経済効果を生みますが、周辺地域の治安の悪化等が発生します。災害時にランダムで現れる正義のヒーロー、マクシスマンも登場しなくなります。

また、面倒なことに、軍事基地の設置場所は自分で決められず、政府が勝手に市内の空き地に用地を設定します。その上、軍事基地は一度設置されると、基本的に取り壊すことはできません。(裏技的に、土地の上げ下げによって破壊できてしまいますが・・・。)

都市の発展に大きな影響がある施設ではないので、設置の可否は市長のお好みで選択してください。

私は依頼を受諾したので、都市のはずれに空軍基地が建設されました。

なお、Win95版ではバグにより軍事基地の区画がまともに発展しません。災害時における軍隊の派遣は問題なく行えます。

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