アルコロジー
アルコロジーの概要
アルコロジーは、人口が12万人(SFC版は10万人)になるとプレゼント扱いで建設できるようになります。未来志向な?本作を象徴する建物です。
たった4x4の建物の中に数万人の人口を収容することができ、設置するだけでアルコの限界まで勝手に人口が伸びていきます。アルコロジーの人口増加速度は、アルコロジーの周辺環境によって左右されます。調査ツールでグレードをチェックしてみましょう。
アルコの人口密度は極めて高いので、当然周辺の犯罪率も高くなります。また、その巨体を維持するためか、かなりの公害を発生させます。設置する場所には注意が必要です。
余談ですが、あまりにも未来を先取りしすぎたためか、以降の作品でアルコロジーの姿を見ることはありません。(…と思いきや、最新作で遂に登場したようですね。)本作の評価が分かれる原因であったりもします・・・。^^;
各アルコロジーの比較
名称 | 値段 | 収容人数 | 公害度 | 登場時期 |
プリモス・アルコ | $100,000 | 55,000人 | 10 | 2000年頃 |
森林アルコロジー | $120,000 | 30,000人 | 4 | 2050年頃 |
Darco(ダルコ) | $150,000 | 45,000人 | 4 | 2100年頃 |
ラウンチ・アルコ | $200,000 | 65,000人 | 6 | 2150年頃 |
※公害度は、石油発電所の発生量を10とした場合のおおよその値です。
犯罪率は、どのアルコロジーも大差ありませんでした。
アルコロジーの名称は、訳の違いにより機種によって若干表記揺れがあります。一部例を挙げると、森林アルコロジーは「森のアルコロジー」や「フォレスト・アルコ」であったり、ラウンチ・アルコロジーが「エクソダスアルコロジー」であったりします。
プリモス・アルコ / Plymouth Arco
値段:$100,000
収容人数:55,000人
一番最初に利用可能となるアルコロジーです。工業の支援を目的に開発されたので、公害が石油発電所並みに発生します。建造費に対する収容人数が最も多いので、とりあえず最初はこれを使うのが良いでしょう。
名前の"Plymouth"(プリモス、プリマス)は米国や英国の地名には由来するのでしょうか。
森林アルコロジー / Forest Arco
値段:$120,000
収容人数:30,000人
環境に優しいアルコです。アルコ内では、環境負荷の少ない生活が徹底されているそうです。確かに公害は少ないのですが、収容人数もまた少ないです。
ダルコ / Darco
値段:$150,000
収容人数:45,000人
アルコらしくないアルコを目指して作られた不気味なアルコです。森林アルコ並の公害ですが、収容人数が少々増加しています。
正式名称は"De-Urbanized Arcological Construct"(脱都会アルコロジー)だそうで、Darcoはその俗称です。
ラウンチ・アルコ / Launch Arco
値段:$200,000
収容人数:65,000人
最大の収容人数を誇り、人口の増加を目標とする場合は、最終的に都市をこのアルコで埋め尽くすことになるでしょう。埋め尽くした先に待っているものは、一体なんでしょうか。
このアルコロジーの説明には、シムアースと直接的な繋がりを匂わすものがありますが、これは日本語版だけのようです。原語版ではシムアース云々の説明は確認できていません。エクソダス・アルコの別称があるのも一部日本語版のみです。