4.財政基盤の確立 (~1万人)

一旦様子見

都市の時間を動かし始めると、区画を指定した空き地からニョキニョキ建物が建ち始めます。もし何にも建たない場合は、電気が供給されているか、道路がちゃんと引かれているかチェックしてみてください。

ある程度開発を進めて、区画に建物が建ち並んだら、一旦ポーズをかけて都市の様子をよく見てみましょう。

廃墟ばっかり

画像は少し拡張した私の都市の様子です。難しいモードで始めたため、需要が伸び悩み廃墟ビルが多いです。予算は初期の債権を返済するため苦しい状況にありますが、なんとか一定の収入は確保しています。この他、市域拡大の結果電力が不足気味になっています。

予算の状況

現在の予算の状況はどうでしょう?予算画面を開いてチェックです。年度末の予想収支を見てみてください。黒字になっているでしょうか?

予算画面

画像はとある2万人の都市(製作中の都市のものではありません、あしからず。)の予算画面です。公共施設をケチりまくっているので、いい感じに儲かっています。

黒字の人

どれくらいの収入があるのかも確認してください。開始10年以内の段階では、1年で最低$100~200程度の収入が入ってくるようであれば、今後もなんとかやっていけそうです。

この収入で大丈夫なのか?という判断は、発電所を基準に行います。

このゲームには、発電所の寿命(一部は半永久)というものが存在しており、建設から50年後には発電所を建て替えなければなりません。50年後の発電所の建て替え時に、発電所建設資金を持っていなければ詰んだも同然です。

石炭発電所を選んだ人は、建設50年目に$4,000を、石油の人は$6,600を稼いでいる見通しがあるでしょうか?この値は最低限必要なお金なので、実際はいくらか余裕もほしいところです。

大丈夫な人は、このことをよく頭に入れながら、引き続き開発を進めていきましょう。いつでも手元に発電所を建設できる資金をキープしてプレイすると安心です。

そうでない人は、次の項目を見てください。

赤字の人、収入が少なすぎる人

まずいです。このままいくと、最終的にクビになるでしょう。至急改善してください。

廃墟が多い?少ない?

まず町並みを見てください。廃墟ビル(黒いビル)の数は多いでしょうか?少ないでしょうか?上に画像のある私の都市(これでも多いほうです)以上に廃墟が多ければ、区画バランスが悪すぎることが原因かもしれません。

RCI需要インジケータ(左図)を参考に、足りないとされる区画を追加してみてください。R・C・Iはそれぞれ住宅・商業・工業地区を表わし、上向きのときは需要大、下向きのときは需要小を示しています。

難しいモードでプレイしている人の場合、区画バランスの問題でなく、ゲームの難度補正から需要が全マイナス状態になっていることが原因かもしれません。この場合は苦しいですが、あえて税金を1%下げましょう。

他にも廃墟形成の主要な要因として、各地区間が離れすぎているという交通条件の問題もありますが、市域がまだ小さい現状ではそこまで問題にならないはずです。

廃墟が少ないのに赤字の人は、市域の拡大具合はどうでしょうか?発電所に対して市域が小さすぎるので、十分な収入を得られていないのかもしれません。もう少し拡大してみましょう。

公共施設の維持費は?

廃墟が少ないのに収入が少ないのは、公共施設やの維持費が予算を圧迫しているのが原因かもしれません。その場合は、予算画面から交通局除いた予算をすべてカットしてみてください。不安に思うかもしれませんが、公共施設一切なしでも都市は発展します。

条例を制定している人は、予算のかかる条例はみなカットしてください。

それでもどうにもならないようなら、あきらめてやり直すのも一つの手です。

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