3.街の始まり

ようやく開発

いよいよ開発の始まりです。このゲームの住人、電子生命体たるシム人間の生存に必要不可欠なものは、区画と電力と交通手段です。まずは、最低限都市に必要なこれらの用意から始めましょう。

都市の開発を行う前には、ポーズをかけて、時間の経過を停止させておきます。このゲームの基本です。

発電所の建設

このゲームで、資金の次に重要なものが電力です。電力を生産するにあたっては、発電所が必要になります。

発電所には様々な種類がありますが、普通にプレイしていて最初に建てるべき発電所は、最も安価で発電効率の良い石炭発電所か、石炭発電所に比べ、公害が半分ながらコストの高い石油発電所のどちらかです。

公害の悪影響は、どちらの発電所も市街地から離してやることで十分カバーできます。「特にこだわりなし」と言う人は石炭を、「少しでも環境を!」と言う人は、石油を選びましょう。

なお、毎年の建て替えコストを考えると、水力発電所も悪くないのですが、地形を用意するのが少々面倒です。そのうえ大都市の電力を賄うにはかなりの面積も必要になります。

他の発電所は、発電効率が悪かったり、初期資金の関係上まだ手が出せません。

各発電所の詳細が気になる方は、発電所のデータをごらんください。

私は資金の乏しい「難しい」モードでの開始なので、石炭発電所を選択しました。

建てる発電所が決まったら、発電所を画面のもっとも角に建設しましょう。発電所の公害がいくらか軽減されます。

区画の設置

マスタープラン

次は、都市の核となる区画を設置していきますが、そのためには道路や電線も一緒に整備しなくてはなりません。画像は道路や区画整備の終わった様子です。

画像では発電所の近くに区画を設置していますが、あまり褒められたやり方ではありません。特に理由のない限りは、市街から発電所を離しましょう。

道路の設置

区画を配置する前に、まず初めに道路を設置する必要があります。区画は上記の画像のように、道路で囲った四角形(以降ブロックと呼びます)の中に配置していきます。

道路は周辺3タイルが有効範囲となっているので、道路内のブロックの縦または横の辺が6タイルになるように建設すると効率がよいです。ブロックの作り方は、人によってさまざまなやり方がありますが、私は主に6x10~15くらいのブロックをつくっています。

道路から4タイル離れたところにも一応2x2の建物が建ちますが、交通条件が悪く、廃墟になりやすいです。(画像では一番奥の区画でやってしまっており、後に全部道路で囲うことによって解決しています。・・・^^;)

区画の配置

次は、道路で作ったブロックの中に区画を指定していきます。

前項の計画に従って、端っこに工業地、中心に住宅商業地を設置していきます。各区画の割合は、現段階では住:商:工=3:1:2あたりが目安です。

それぞれの区画には、低密度と高密度地域があります。低密度は、1x1の小さい建物しか建たないので、大都市を目指すなら必然的に高密度を選ぶことになります。しかし、最初期の開発の場合、安価で安定した成長する低密度区画を選ぶのも悪くありません。また、1タイルあたりの人口密度が低いのでお金が溜まりづらいです。

私は後々指定しなおすのが面倒くさいので、はじめから高密度を使っています。

(初期の低密度区画の有用性の件については、掲示板にて情報をいただきました。ありがとうございます。)

電線の配置

区画は設置しましたが、このままでは電力が供給されていないので、電線をひきましょう。各ブロック内に電力が供給されるよう、送電線をひっぱります。

詳しくは、電気の通し方のページで解説しています。

余裕があれば

「易しい」モードではじめ、資金に余裕があれば、予め警察署と消防署を一つづ設置してやってもいいでしょう。この2つを設置しておけば、災害時の対処もしやすくなります。

こうした公共施設は設置するだけでOKというわけではなく、毎年維持費を払う必要があります。建てれば建てるほど予算が圧迫されるので、ひとまずこれくらいに留めておきましょう。 

どれくらい開発する?

とりあえず、初期資金の半分程度開発を行ったら、ひとまず様子見に移行です。「難しい」モードの場合は資金が厳しいのでそうもいかないのですが・・・。

全て使い切ってしまった場合、失敗の修正がききません。また、災害が発生した場合には、ろくな対処ができなくなります。 

作業が終わったら、ポーズを解除し都市の発展を見守りましょう。 

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