No.110 高輪台尋常小学校

高輪台尋常小学校

所在地:港区高輪2-8-24
設計:東京市・上遠組
竣工年:昭和10年
訪問日:2010年3月

「建築の東京」で紹介されている小学校のトップを飾るのがこの小学校です。閑静な住宅街の中にひときわ白い校舎が佇んでいます。

震災復興期に建設された東京市の小学校の中では最後発にあたります。初期のドイツ表現主義の影響が見られる復興小学校とは異なり、一切の装飾を排し、機能性に徹したインターナショナルスタイルの校舎です。

採光を意識した大きな窓が特徴的。サッシも当時と同じく黒色なのもうれしいところ。数年前にかなり気合を入れた改修工事が行われています。

高輪台尋常小学校

学校の裏手には「芝區」と書かれた標柱が立っていました。

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