No.039 御茶ノ水駅

御茶ノ水駅

所在地:千代田区神田駿河台2-6
設計・施工:鉄道省・大倉土木
竣工年:昭和7年
訪問日:2010年4月、2012年4月

駅の復旧とあわせて総武本線が両国方面より延伸。方面別に分かれたホームの構造は竣工当時から今に至るまでそのままです。

御茶ノ水駅

御茶ノ水駅

2つある駅舎のうち、御茶ノ水橋口の駅舎は改装・増築されてはいますが竣工当時のもの。駅舎の裏側はあまり手は加わっていない様子。

御茶ノ水駅

聖橋口は全面改築された・・・?と思っていたのですが、一応当時の部分も残っているようです。あまりにも姿が変わりすぎているので、よく観察しないとわかりません。上記の写真は2012年と「建築の東京」掲載の写真の比較です。

また、聖橋口の跨線橋は木造ですが、当初は御茶ノ水橋口と同様な跨線橋でした。位置も微妙に異なっています。ホーム延伸を行った際にでも改修されたのでしょうか?

立地上の問題か、都心の駅にもかかわらず現在もエレベータはおろかエスカレータすら設置されていないため、2015年現在大規模な対応工事が進めれれています。

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