最終訪問年:2015年 最終更新日:2019年8月
岡山市内に2系統・総延長は5km足らずと短い路線ですが、昼間でも5分間隔の運行と運行密度が高く便利な路線です。いわゆる軽快電車スタイルの車両が主力です。2019年現在、更なる延伸も計画されているとのうわさ。
岡山電気軌道で活躍する車両
7000形以降の形式番号は、運用開始年をベースに付与されています。(例:7000形 / 1980年、9200形 / 2002年)
集電装置は岡電独特の石津式パンタの使用が中心ですが、さすがに低床連接車9200形にはシングルアームが使われています。
7000形〜7500形
これらの形式は同一の新造車体を持つグループです。7000〜7300形までの下回りは、呉市電、秋田市電、大分交通等の旧型車の下回りを流用したものとなっています。それ以降は下回りも新造です。
7001号
一連の軽快電車風車両群のトップナンバー7001号はたま駅長仕様になっています。駅長亡き今、この仕様がいつまで続投されるのかは謎です。
7401号
7400形以降は下回りも新製されはじめました。
7600形〜7900形
7000〜7500形から車体がマイナーチェンジしました。目立つ変化としては、側面窓が拡大されています。7700形のみ下回りを元呉市電から流用しています。
7601号
9200形
2002年、2011年、2018年に1編成づつ、合計3編成が投入されています。現代的な低床連接車です。
1011号
2011年登場のMOMO2です。車号は10101とはならなかったようです。
3000形
現役の車両では最も古い車両で、元々は東武日光軌道線100形です。2015年現在、イベント車的扱いで3005号(日光軌道線風塗装)と3007号(水戸岡デザインの"KURO")の二両が在籍しています。
基本的に運用は限定されており、とくに夏場は非冷房なので車庫の居る姿しか拝めません。岡山を訪れた2回とも夏だったので、車庫のはるか奥で寝ている姿(冒頭写真)しか写せませんでした。(´Д`;)