浦安市堀江にある清瀧神社の中には、明治5年に設置された水位標が残っている。神社の境内に入って少し奥のほうにある。
この標石はオランダ人技師のリンドウが設置したもので、ここを元に利根川水系の基準点(Y.P.
= Yedokawa Peil)が定められた。
リンドウは、お雇い外国人として明治5年にオランダから来日。利根川水系の改修計画を立てた。この水位標はそのために設置されたもの。
平成19年には土木学会の土木遺産に認定。その際にプレートの設置と標識周りが整備されたようだ。