第四級アマチュア無線技士の免許を取る

ここに書いてある情報は、2008年3月現在のものです。

私の趣味の一つとして登山がある。今時携帯電話が普及したご時世なれども、無線機が使えると心強い。知り合いの勧めもあったということで、最低限無線機を扱うことのできる第四級アマチュア無線技士(通称4アマ)の免許をとることにした。

臨時試験を受ける

資格の取り方としては、試験を受けて取る方法と、JARD主催の養成過程講習会で講習を受けて取る方法がある。講習は金と時間がかかるので、通常は試験を受けてとれば良いでしょう。

試験に関しても、三つの試験方法がある。通常の試験と、当日受付試験、臨時試験の三つ。ここでは一番手続きが楽な当日受付試験を受ける。なんと言っても当日受付試験は、午前と午後に試験があり、一度失敗してももう一度受ける事ができるのだ。それと、即日免許申請が可能になっている。ただ、東京の本部でしかやっていないので、注意が必要。

詳しくは2008年3月現在、日本無線協会のサイトにPDF文章で掲載されている。

試験に向けての勉強

どういうわけかこの試験、問題の出題パターンが完全に決まっている。試験の形式としてはいかがなものか。つまり、理論を知らずとも、問題と答えを丸暗記すればなんとかなってしまうのだ。とは言っても、後々面倒なことになるので絶対に理論は理解すべきである。

まず参考書や問題を用意。私は2002年版(!)のCQ出版の要点マスターと初級ハム国試問題研究会の完マルを知人から借りた。完マルのほうがメジャーなようだが、要点マスターのほうが使いやすいような感じ。

1日30分程度の勉強を2週間もやれば、十分合格できるレベルに達するだろう。

いざ試験

東京晴海の無線協会本部へ向かおう。都営大江戸線の勝どき駅が近い。南方向に10分も歩けば着く。コンビニが隣にある。ここの3階で試験申し込み用紙(120円)を買い、記入後、試験教室で用紙提出及び受験料(4,950円)を払った。手続きが面倒である。

試験会場は九時から開いているが、九時数分過ぎでもうそれなりの人々が集まっていた。小学生からご老人まで年齢男女問わずいろんな人々がいたので驚く。提出が終わればあとは開始時刻まで勉強のみ。

試験開始時刻の十時半になると、係員が指示を仰ぐ。これがちょっと長い・・・。その後は用紙が配られ試験開始だ。マークシート式。
そして試験開始。・・・で、どうだったかと言うと、十分後には回答が完了。試験開始から三十分後には途中退出ができるので、それまでボケっとする。
退出可能になると、そそくさと退出。結果発表は十二時半になるらしい。合格を確信した私は、教室の外では売っている免許の申請用紙(170円)を購入。そしてあらかじめ記入を済ませ晴海の町を散策。

合格発表と免許の申請

外を出歩いていたので、十二時半に建物に戻ってきたのだが、どうやらまだ発表されていないらしい。結構待って十二時五十分くらいに発表になった。問題なく合格。確認後二階の受付で免許申請用紙を提出し、申請代(2,100円)を払う。これで今日できることは終り。あとは三週間後に免許が届くのを待つのみ。

終りに

後に自己採点すると、満点(恐らく)という結果が出た。小学生も合格するようだし、当然か。
受験料だけかと思っていたら予想以上に金が掛かった。8,000円近い出費はちょっと痛い。無線局を開局する場合はさらに費用が掛かる。おいおい・・・。ただ、金が掛かってるだけあって、係員の方々の応対は非常によかった。

戻る